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結婚式に行きたくなかった本当の理由

日記
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妹の次女(Bちゃん)、つまり私にとっては姪の結婚式がありました。
本来おめでたい事なんですが・・・
私はどうにも出席するのが、気が進まなかったのです。
まぁ、経済的に厳しいのに、というのがまずひとつ。
そして、元々ほぼ交流がなかった間柄、というのも理由。
せっかくの休日にゆっくりできない・・・という身勝手な理由も。
人として情けない理由ばかりなのは自覚していますので、その辺はご容赦。

実は2年前にも妹の長女(Aちゃん)の方が結婚式があったんですね。
ウチは、長男は確実に結婚なんかできないし、正直次男も微妙なので、
「あー、うちは出すばっかりでもらえないのになー」
という気持ちがあったのも確か。
しかも妹の所には、更にまだ三女(Cちゃん)がいる。
また数年後には結婚式に出る事になるであろうことは想像に難くないです。
分かってますよ、人として最低ですね。
損得勘定で考えている。
それでなくても、元々結婚式なんて当人達の自己満足だと思っていたし、尚更でした。

でも、妹が娘の花嫁姿を見て泣きそうな顔をしているのを何度か見ているうちに
ふと気付いたんですよ。
「あ、私もしかして羨ましいの?」
自分の子供が結婚できないのが分かっているから(次男はかろうじて可能性がないでもないけど・・・)子供の結婚式で涙を流している妹が・・・
「妬ましかったんだ・・・」
今日初めて気づきました。
そうか、私、妹を妬んでいたんだ。
子供の障害の事なんか、とうに吹っ切れていると思っていたのに。
何だ、全然吹っ切れてない部分が、まだあった。
自分で自分にビックリですよ・・・。

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そして気付いてしまえば、ものすごく納得できたんですね。
今までの姪達の結婚式に対するモヤモヤが。
情けない・・・という気持ちもありますが、今はこの、初めて気付いた自分の気持ちを癒やしてあげよう、と思いました。
だって私いつもそういう考え方をする自分を責めてきた。
それって、自分を労ってあげられない、自分をいじめているような行為な気がするんです。
いいじゃん、妬んだって。
仕方ないじゃん。
子供の結婚式なんて、自閉症&重度知的障害の長男は絶対無理だし。
次男も多分・・・難しいと思っています。
思いっきり自分の気持ちを肯定してあげて、慰めてあげたいのです。
そうじゃないと、私はこの醜い感情から抜け出せない気がする。
ここで認めて慰めてあげないと、いつまでもこのまま気持ちを引きずる。
だから、ちゃんと癒やしてあげて、Cちゃんの結婚式には清々しい気持ちで出席できるようになりたいのです。

帰りの車の中で、母にはぽろりとこの気持を打ち明けました。
誰かに聞いて欲しかったんです。
母は私を責めずに、肯定してくれました。
だから、今度は私自身が自分の気持ちを肯定してあげたいのです。

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