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自閉症青年の成長

子供
KC3B0009
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今日は、大人になっても少しずつ成長しているんだなぁ、と思った自閉症青年、長男のエピソードをひとつ。

長男は毎週日曜日、作業所で行われている『地域支援活動』(通称『地活』)に参加しています。
障害のある人達の余暇活動として、施設で様々なイベントを企画してくれるのです。
そして地活の時は水筒でお茶を持参しています。
この水筒、地活から戻ると、長男がそのまま台所に置いて行きます。
それを私が洗って乾かして仕舞う、というのが、養護学校時代からの習慣でした。

しかしここ最近どうにも面倒で、すぐに洗わずに、しばらく放置していたんですね。
水筒って、洗うの地味に面倒じゃないですか(´・ω・)
どうせ使うのは養護学校時代と違って週1回だけだし、いいや!と思って。
そんな事が2~3週間続いたのですが。
ある日仕事から帰ると、今朝まで放置されていた水筒が洗われていました。
あれ?私洗ってなかったよね?誰が洗ったの?
間違っても、旦那や次男が洗ってくれるはずはない。
そもそも次男に至っては、今朝私より早く家を出てまだ帰宅していない。

「あんた、水筒自分で洗ったの?」
と長男に聞くと、頷いていました。
ビックリです。
今まで一度も洗い方を教えた事もなければ、自分で洗うように言った事もなかったんですから。
そういえば今までも、教えてもいないのに突然お風呂にお湯を張ってくれたりした事がありました。
どうやら長男には、新しい事に挑戦してみたくなる、みたいな所があるように思います。
所謂成長期を過ぎて大人になっても、まだ成長し続けているんだなぁ、と実感した出来事でした。



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