自閉症児にものを教えるということ

子供
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うちの長男には花粉症があります。
でも今の時期ではなく、夏から秋にかけて。
幸いそんなにひどくはないんですが、つらそうな時はやっぱり可愛そうです。
鼻をグズグズさせながらくしゃみをしているので、鼻をかむように言うのですが・・・なぜかこれをすごく嫌がりませす。
あまりしつこくすると怒り出しかねないので、仕方なく私が手伝ってやるのですが。
多分、うまくできないからやりたくないのだと思います。
やり方が分からないんでしょうねぇ(-“-;)
口頭で説明しても分かりづらいですよね。

小さい子供なら鼻吸い器なんかがありますけど、
さすがに20歳超えた息子にあれを使うのは非常に抵抗がありますよね(‘ω`)
難しい言葉を理解できない長男に鼻のかみ方を教えるのは、
耳の聞こえない人にろうそくの炎を吹き消すのを教えるのと同じような難しさがあると思います。

何かいい方法はないものか、とググってみたら、
小さくちぎったティッシュを片方の鼻を抑えて、空いた方の鼻息で飛ばすとか、
鼻に詰めたティッシュを飛ばすとか、
そういう遊びで覚えさせるのがいいそうですね!
これは一度長男と遊びながらやってみたいと思います。
これならちょっと楽しんでやってくれるかも!

ちょっと調べればこんないい方法が見つかるのに、自分の教え方に固執してしまうのは私の昔からの悪い癖です。

長男が小さい頃、パンツの前後が分からなくて困った事がありました。
大人から見れば簡単じゃないですか。
男の子のパンツなんて、穴が空いてる方が前なんだから。
でも、知的障害のある長男にはそんな事も分からなかったのです。
「何度言ったら分かるの!穴が前って言ってるじゃん!」
と何度も怒るうちに、それでも理解できない長男は
「穴が前~!」
とオウム返ししながら泣き出してしまいました。
怒っても伝わる訳がないのに。
当時の私は、まだ長男の障害が受け入れられなくて、余裕が全くありませんでした。
障害児への適切な接し方も全く分かっていませんでした。
何より、どうしてこんな簡単な事が分からないのだ!という焦りともどかしさが先に立って、本当に長男いは可愛そうな事をしてしまった・・・。
ある日何かで読んだのか、それともふと思いついたのか、きっかけは忘れましたが、
「分からないなら、分かりやすいような目印をつければいいんだ」
と、パンツにボタンをつけてみました。
ボタンがついてるのが前だよ、と長男に履かせてみたら、
あんなに怒って泣いて、ってやってたのがバカバカしくなるほど、アッサリと長男がパンツを履けたんです。
あ、こうすれば良かったんだ。
と思うと同時に、本当に本当に長男に申し訳ない思いでいっぱいになりました。
たったこれだけの事で、あんなにイライラする事も、怒ることもなかったのに。
もっと早くにこうしてやっていれば・・・。

今のようにネットが身近ではなかった頃です。
今ならスマホやパソコンで瞬時に調べられる事が、当時は簡単には分からなかった。
でも今はそれができる。
最近の障害児育児をしているお母さんは、当時の私よりよほど勉強して、色々な事を知っているなぁ、と感心します。
20年近く前の障害児育児体験は、さほど興味を持たれないかもしれないですね。

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