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長男の障害が発覚するまで その2

子供
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長男が1歳10ヶ月の頃、たまたま遊びに来た叔母に指摘されて
それがキッカケで児童精神科を受診した。
叔母は役場の福祉課で働いていたため、長男の様子が「普通」と違う事に気づいたらしい。
「何だか気になる。隣の市にそういうのを診てくれる先生がいるから、診てもらったら?」
的な事を言われた、と母づてに聞いた。
??気になるって、何が??
意味も分からないまま隣の市にある病院の児童精神科に連絡をした。
予約だけで数ヶ月待ちで、受診前にアンケートが
送付されて来た。

アンケートの内容は、
所謂自閉の症状があるか?という内容。
つま先歩きはしますか?
目が合いますか?
的なアレ。

でも自閉症の事なんて何も知らない当時の私には
このアンケートに何の意味があるのか全く分からなかった。

え?つま先歩きよくやってるけど…それが何?
何か悪いことなの?
質問の意味が分からなくて、すごく戸惑ったのを覚えている。
今ならすぐにググって調べる事ができるけど、
何しろ20年近く前の事・・・ネット環境なんてなかった。

アンケートを送り返して、やっと受診できたのは3ヶ月後くらいだったかなぁ?
隣市の総合病院に行って、待合室で呼ばれて診察室にいたのは意外と若い先生だった。
子供が成人してもこの先生にずっと診てもらう事になるなんて、
この時は思いもしなかったよw

一通り長男の様子を診た後、先生に市内の母子通園施設を勧められた。
この時はまだ2歳になるかならないかの頃だったので診断名は出ず、このまま様子を見ましょうという事になったと思う。
最後に、アンケートで気になっていた「つま先歩き」について聞いてみた。
「何か悪いことなんでしょうか?」
と。
先生は
「単なる1人遊びなので、気にしなくていいですよ」
と言われた。
(n’ω’`)エーなら何でアンケートにわざわざそんな事書くの…?
とイマイチ釈然とせずに初回の診察を終えたのを覚えている。

そりゃ、まさか自分の子供が障害児だなんて
夢にも思っていない母親に、
誰がいきなり「自閉症によくある行動なんですよ」
なんて言うもんかwって今なら思うけど。

その後先生に勧められた母子通園施設に連絡を取り、
見学を経て無事入園となった。
母子通園施設の名前に「心身障害児施設」とあったのだが、それを見て当時自分がどう思ったのか全く覚えていない・・・。
やっぱり児童精神科の受診をした時点で、何となく
「ああ、普通の子とは違うのか・・・」
と思ったんだと思う。
まぁ、思い当たる節ありまくりだったから当然かなw

あの頃は本当に忙しい毎日だったなぁ。
まだ0歳だった次男を背負って
長男の手を引いての毎日の通園は、
今思うと全然自分の時間なんか取れない、
過酷な毎日だったw

朝9時から14時か15時までだったか・・・
ああ、もうこんな事も覚えていないなw
ちょっとショック。
帰ったら子供昼寝させて、
何だかんだやってたらすぐ夕ご飯の時間だ。

若かったからこそできたんだよなぁ。
今だったら絶対持たないよ、体がww

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