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病院の入浴介助

膠原病
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入院中に入浴介助を受けたことのある方はいるでしょうか。
私は一番動けない状態の時に1度だけ、受けたことがあります。

専用の入浴室があって、メカニカルな入浴マシーンがありましたw
看護学生さんの研修の意味もあったのかも知れません。
看護学生さんと、指導係?の看護師さんの2人に介助してもらいました。

筋生検をやった直後でまだ傷跡を水につける事はできなかったのですが、うまいことテープ等を貼ってもらっていざ入浴。
当時の私はまともに立ち上がる事もできませんでしたから、入浴室までは車椅子で移動。
酸素のチューブは常に付けていなければ息も苦しくなってしまう状態でした。
衣服を脱ぐにのすら手間取るほど、体が動かなかった頃です。
足が自力で上げられないので、スボンを履く時や脱ぐ時は両手で太ももをよいしょ、と持ち上げていました。

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入院中はほとんどシャワーだけで済ませていたので久々の入浴はありがたかったのですが、
「たかが私1人を湯船に浸けるためにこんな大掛かりな装置で・・・しかも2人がかりで・・・」
ととても申し訳ない気がしたものですw

部屋の真ん中には可動式の浴槽がありました。
専用の椅子に座ったまま浴槽にドッキングすると、そのまま浴槽を徐々に倒して、そこにお湯が張られて行くのです。
文字の説明だと難しいなw
久しぶりにお湯に浸かれたのは嬉しかったですが、同性とはいえ2人の人の前ですっぽんぽんになるのはやっぱりちょっと恥ずかしかったです。

何だか自分が障害者になったような気分でした。
まぁあの頃は身の回りの事もほとんどできなかったから、実質障害があるのと変わらない状態ではありましたしね。
やっぱり人間、最低限身の回りの事も自分でできないと弱気になるものです。
あの頃は毎日
「食って寝てるだけなんて、私の生きている意味はあるのか・・・」
と思っていました。
回復して動けるようになるとそんな風に考える事もなくなっていきました。
動けなくなると弱気になるものですね。

時々入院中の事を思い出して、毎日のんびりしていられた事を懐かしく思うこともありますが、
「いやいや、病気で入院してのんびりしても意味ない!健康でいられる事の方がよっぽど大事!」
と思い直す事が多々あります。
病気が完治したわけじゃないので本当の意味で健康とは言えない私ではありますが・・・w

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