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【多発性筋炎】肺生検、筋生検、筋電図【間質性肺炎】

膠原病
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2年前に発病した時、私は3つの生検、検査を経験しました。
まず最初に行われたのが肺生検。
本格入院の前に1泊の検査入院で実施しました。
吸引式の麻酔で喉に麻酔をかけて、まるで手術室のような感じでベッドに横たわっての検査です。
喉の麻酔だったのですが、意識も朦朧としてはっきりしていなかったのを覚えています。
でも部分麻酔なので、喉の感覚以外は割とあったのです。
もう、呼吸しづらくて苦しい苦しい!
朦朧とした意識で
「苦しい~・・・」
と呻いていました。
検査後も数時間経過するまでは水も飲めませんでした。
しかも検査の後に痰を採取しなければならなかったのですが、痰がなかなか出ずに苦労した記憶があります。
この時はまだ比較的元気だったので、自力で歩く余裕もありました。
それでも普通に家事等こなす事はできませんでしたが。

次に行われたのは、本格入院後の筋電図。
四肢に針をぶっ刺して、その針に電流を流して筋肉の様子を見る検査です。
確か両手足に各2本ずつ針を刺した記憶がありますが、なぜかはっきり覚えていません。
この頃には自力歩行は非常に困難になっていたので、入院した時から車椅子移動でした。
この筋電図、非常に痛いと評判の悪い検査なのですが、私はさほど痛いと思わなかったのですよ。
針を刺して、
「(針を刺した部分に)力を入れて下さい」
という医師の指示で力を入れた時だけ痛かったんですが、その他はそれほどでも・・・。
筋炎のせいで感覚が一部麻痺でもしてたんでしょうかねぇ?
筋炎にそんな症状があるのかどうか分からないけどw
恐れていた筋電図がさほどの苦痛もなかったので、私はすっかり安心してしまいました。
「この調子なら、筋生検もそんなに痛くないんじゃないの?」
結論:全くもって甘かったです!

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入院後1週間経ってやっと行われた筋生検は、それはそれは痛くて辛い時間でした。
二の腕に麻酔をかけて筋肉の一部を切り取るのですが、麻酔をかけるのは皮膚の一番上の部分だけ。
その下の筋肉の部分は麻酔なしです!
筋肉部分に麻酔をかけてしまうと、正確なデータが取れないんだそうで(;ω;)
想像してみてください。
自分の体の一部を、麻酔なしで切り取られる様を・・・。
もーのーすーごーく!痛かったです!
何度も
「いたたたたたたたた!」
と叫びました。
人生で経験した痛みベスト(ワースト?)3に入りますね。

あの時考えていたのは、
「これが子供(特に長男)じゃなくて良かった・・・」
という事でした。
こんな痛い思い、子供にさせられません。
ましてや、こんな痛い事をしなければならない理由も、検査をしないと診断ができないという理屈も理解できない長男がこんな検査をしなければならなくなったら、と思うとゾッとします。
どれだけ怖い思いをさせる事か。
ああ、私で良かった・・・(いや良くはないw)

予定時間は1時間と聞いていたのですが、終わってみたら2時間超え!
しかも尋常じゃないほどの汗をかいて、体中ぐっしょり!
元々微熱が続いていたのですが、コレを機に微熱から普通の発熱になりました。
パルスオキシメーターの数値も一段と悪くなったのですが、これだけ体調が悪化したにも関わらず、
「筋生検をやったこととは関係ないです」
と言われたのは、未だに納得いかないし信じていません。
あれは絶対筋生検のせいだ!

あまりに状態が悪化した私を見て、明朝からの予定だったステロイドパルスをその夜の内に開始してくれました。
そして、こんなに痛い思いをした診断の結果というと
『多発性筋炎の症状と矛盾しない』
という、何ともボヤケた回答でした。
何だ、その奥歯にものの挟まったような言い方!
と、ちょっとイラッとした思い出w

 

 

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