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アニメ、漫画 子供 自閉症、知的障害

今まで私が読んだ自閉症関連作品

自閉症児を育てていると、「自閉症」をテーマにしたドラマや本が気になったりしませんか?
私はやっぱり気になります。
そこで今日は、私が今まで読んだ自閉症(障害児)関連の漫画のお話をしたいと思います。

光とともに・・・

長男がまだ母子通園に通っている頃に知って、ずっとリアルタイムで読んでいました。
1巻の「この障害はお母さんのせいじゃない」と言われているシーンで何度泣いた事か・・・。
まだ「母親の愛情不足」とか「母親の接し方が悪いせい」とか、平気で言われていた時代でした。
「そんな事は関係ない、先天的な脳の機能障害なんだ」
と今なら言えますが、当時はそんな知識も、知識を仕入れるネットもなかったですから。
夫が最初協力的じゃなくてイラついたり、義母さんの仕打ちに腹立てたり。
夫はとあるキッカケで改心してとても理解のある良い夫になるのですが、これ現実はこううまくは行かないだろうなーw

妻が2人目を妊娠した時に
「この子が光と同じような障害があっても、迷う事なく産む」
みたいな事を言っているシーン、確か2巻だったと思うのですが。
私は全く共感できなかったんですよね。
次も障害児だって分かってたら絶対産まない!もうあんな苦労したくない!
って思いましたから、漫画の内容はいささか偽善的に感じました。

コミックス派だったので、コミックスが出たら買って読んでいたのですが、ある日書店に行ったら
『戸部けいこ追悼フェア』
という文字が目に入って愕然としました。
「ええ!だってまだ完結してないじゃん!一体どうして・・・!?」
と、その場で呆然として涙が出て来たのを覚えています。

光くんが「元気に働く大人」になるまで描き続けたかったと思います。
長男と同じ年頃の光くんの成長をリアルタイムで見ていた私としても、中学校までしか描かれなかったのは、ものすごく残念です。
最終巻の15巻は、先生が病床で描いたネームの状態で発売されました。
(後に他の漫画家さんがちゃんと漫画に描き起こして発売されましたが)
自分の死期を悟り、最後まで描き続けられない事が分かって、それでも何とか完結という形に持っていったそうなのですが、本当に無念だったと思います。

卒園式で発表する、子供の将来の夢を書くようにプリントを渡されて、
「書けない・・・」
と涙するお母さん。
すごく共感したし、実際うちも将来の夢なんて、本人は理解できなかったから、本当に他人事じゃありませんでした。
あの頃光くんと同年代だった長男は、今21歳。
地域の作業所で「元気に働く大人」になりました。
実は、光くんの保育園の卒園式での(お母さんが考えた)将来の夢、「元気に働く大人になります!」というセリフ、私も真似させてもらったんです。
だから思い入れもひとしおなんですね・・・。

この星のぬくもり

こちらは、高機能自閉症の女の子の話です。
知的障害がない故、普通学校に通って壮絶なイジメに合う主人公・・・。
実在のモデルの方がいます。
なので、自閉症の人が普段見えている世界をどんな風に感じているのか、すごくリアルに描かれています。
こちらの作品は、母の苦悩は軽く触れる程度でむしろ自閉症本人のモノローグが多いので、自閉症の人のものの感じ方を知るのには、とても良いと思います。
普通学校でのイジメは、高機能の方ならではの悩みですね・・・。

どんぐりの家

これは、20年近く前に読んでも「時代」を感じる、と思った古い作品です。
描かれているのは、昭和40年代後半!
就学免除という制度が当たり前にあった時代。
「ああ、世が世ならウチの長男は、学校へも行けなかったんだな」
と悲しい気持ちになったのを覚えています。
障害児も当たり前に教育を受けられる時代。
当たり前だとばかり思っていた事が、当たり前じゃない時代もあった。
養護学校に感謝です。

そんな時代背景の作品ですから、結構『凄まじい』と言える内容もあります。
他の2作品より、かなり重度な障害児がたくさん出て来ます。
周りの差別も、今より強く描かれています。
でも、分かってくれる人は必ずいる。
そう感じさせてくれる、力強い作品です。

やっぱり漫画は読みやすいし、伝わりやすいと思います。
私は実母や旦那に、「光とともに・・・」や「どんぐりの家」を読んでもらいました。
むしろ、母としての私の気持ちを分かって欲しくて、読んでもらいました。
どこまで分かってもらえたのかは不明ですが(´・ω・)

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日記

靴選びの悩み

皆さんは足に合った靴に出会えていますか?
私は去年から仕事でパンプスを履く事が増えたのですが、どうしてこうもパンプスというのは、足に合うものが見つからないんでしょうかorz
靴ずれや、指の一部に靴の内部が常に当たって痛くなったり。
パンプスだけでなく、普段履きの靴も良い物が見つからなくて、最近本当に困っていました。

そこで先日、ちょくちょく通っている足ツボの先生に良い靴屋さんを教えてもらいました。
AKAISHIという靴屋さんのサイトです。

このサイトのすごい所は、通販にも関わらず試し履きができること!
もし履いてみてサイズが合わなかったら返品OKなんだそうです。
靴を通販で買うのって賭けですよね。
私も今まで、通販で買った靴が足に合った試しがありませんでした。
なので通販で靴は二度と買うまいと決めていたのですが、試し履きができるんだったら話は別です!
早速パンプスを1足注文しました。

・・・が、このサイト、どの靴を見てもほぼ売り切れている・・・。
この靴いいな!と思って見てみるんですが、尽く売り切れ。
いつもこんななのかしら(´・ω・)
注文したパンプスも最後の1足だったので、慌てて注文しました。
これで靴の悩みから開放されるといいんですが。
このパンプスの具合が良ければ、普段履きの靴も是非こちらで買いたいと思っています(*´∀`)
私がいつも買っている靴に比べたら少々お高めですが、足に合わない靴を次々と買い換える事に比べたら、良い靴を長く履ける方が経済的ですものね!
足ツボの先生も、ここで買ったサンダルをもう7年くらい愛用しているそうです。
サンダルが7年って、すごくないですか?
パンプスが届くのを期待しています。
届いたら感想も書きたいですね(*´∀`)
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膠原病 多発性筋炎 間質性肺炎 ステロイド

【多発性筋炎】受診日(15回目)【間質性肺炎】

今日は退院後15回目の受診日でした!
体調も特に変わりないし、咳も出なければどこか痛い訳でもない。
そんな私が一番気にしているのが、やはり肺の線維化に関わってくるKL-6という数値。
前回一気に40も上がってて結構凹んだんですよねぇ(´・ω・)
果たして今日はどうか!?
KL-6は、先月の721から718へ、微減でした。
まぁ、これは横ばいですね(´・ω・)
上がる時は一気に上がるのに、その後ほぼ下がらないんだよなー!
こうしてじわじわ上がっていくのだろうか・・・怖すぎる!

今メインで診てくれているのは、研修医のB先生。
でも、私は入院時の主治医だったリウマチ科のA先生に見てもらいたいんですよねぇ。
一応、B先生の後にちゃんとA先生の診察も入れてくれてるんですけどね。
これは退院時に私がA先生に懇願したお陰ですw
だって受給者証申請の診断書は、難病指定医じゃないと書けないんですよ。
それなのに、研修医の先生にしか診てもらえないなんて、不安すぎるじゃないですか!
そうじゃなくても、誰だって研修医よりも専門医に診てもらいたいじゃないですかorz
B先生には申し訳ないけど、聞きたい事はA先生に聞くようにしています。
何より、A先生は患者に希望を持たせる言い方をしてくれるので、好きなんですよねぇ。

ステロイドは今回また1mg減って6mgになりました。
B先生曰く、
「5mgから先、減らして行くかどうか悩ましい」
そうなので、次回A先生に相談してみる(´・ω・)
放って置くとB先生、私に
「どうします?」
とか聞いて来かねんw
実際そういう事あったしなw
いや、患者に聞かれても困りますってw
それを判断するのが医者の仕事でしょうにw

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子供 自閉症、知的障害

自閉症長男の困った癖

今でこそ落ち着いているものの、長男には困った癖がイッパイありました。

今までも書いてきましたが、保育園時代の悩みとか、自閉症特有のこだわりとか。
まぁ、自閉っ子に困った癖が多いのは当たり前ですよねw

大きくなるにつれて少しずつこれらの『困った』は少なくなりましたが、大きくなってから出て来た『困った』もあったんです。
養護学校中等部3年生の頃、教室の移動をする時にガラス窓を叩く、という悪癖がありました。
ただ、これは本当に中学3年生の時だけで、正直担任の先生の接し方のせいだったと私は思っています。
先生は先生なりに、色々やめさせようと工夫はしてくれていたのですが、尽く的外れというか・・・。
なぜか「口で言って」やめさせようとするんですね。
私は、長男を窓際から離して、先生が手をつないでやって下さい、とお願いしたんですけどね・・・。
案の定、物理的に窓際から離して歩かせてくれれば、長男は何もしなかったそうです。
要するに先生に構ってほしくて、長男はわざと窓ガラスを叩いていたんです。
でも先生は口頭の注意でやめさせたかったらしくて、「長男と手をつないで窓際から離して歩く」というのをすぐにやめてしまったらしくて。
口で言って言うことを聞くような子なら、養護学校通ってませんよ・・・(´・ω・)
他にも色々あって、どうもこの先生とは合わんな・・・と思った次第です。
その後高等部へ進学した長男は、「窓ガラスを叩いて困るんですが」などと他の先生から1度も言われる事もなく無事養護学校を卒業しました。

その他にも、放課後児童デイサービスで、送り迎えの車で悪ふざけをしてしまっていた時期がありました。
運転手の方が車を離れた隙にクラクションを鳴らしたり、車の天井をドンドン叩いたり。
特にクラクションは長い間尾を引いていて、治まったのは養護学校卒業後、児童デイサービスから地域活動支援に移行してからでした。
これも「窓ガラス」と根本は同じ。
構ってほしくてやってしまうんですよね。
こういうイタズラをすれば、周りの大人が慌てて構いに来てくれるという事を分かっていましたから。
その証拠に、長男はこの手のイタズラをする時は必ず笑顔でしたorz
地域活動支援の職員さんは、「クラクションを鳴らしたらバツとして地域活動支援への参加不可」という方法でこの悪癖を矯正しようとされました。
実際、それで参加できなくなった事も数回ありました。
でも、これで理解してくれるくらいなら本当に苦労しないんですよねぇ(‘ω`)
なので、私は「罰を与える」のとは逆の、「ご褒美」方式を提案しました。
普通の人だって、達成できなくて罰を与えられる(マイナス)より、達成できたらご褒美がもらえる(プラス)の方が嬉しいじゃないですか。
知的障害のある長男なら尚更だと思ったんです。
案の定この方法が効いたようで、それからほどなくして長男の「構って欲しくてクラクション」はなくなりました。

今、ウチの家族の中で一番安定した生活を送っているのが長男なんですよね。
羨ましいくらいw
たまに私が接し方を間違えて怒らせてしまう事があるくらいで、本当に落ち着いています。
まぁ、こうやって油断していると、その内私がウッカリやらかすんですけどね・・・w

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日記 アニメ、漫画

もうすぐクリスマス

もうすぐ・・・っていっても1ヶ月以上先だけど、1年の内で一番好きな季節。
そしてクリスマスからの大晦日ですねぇ。
そういう訳なので、昔描いたクリスマス仕様のラムちゃん上げときますねww

最近余裕がなくてイラストも描けてない。
またゆっくり色んな絵を描きたいなぁ。
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子供 自閉症、知的障害

ショートステイの選び方 ウチの長男の場合

昨日今日といい天気だったのに、ほぼ1日中家にいた私です(´・ω・)
今日は夕方、ショートステイに長男をお迎えに行きました。
私の束の間の1人の時間は収束です。
まぁ、今回も長男に取って楽しいショートステイだったようで何よりです(*´∀`)

昨日も書きましたが、長男がショートステイに通うようになったのは、将来を見越しての事。
グループホーム希望だという事を言ったら、長男の通う作業所の職員さんに
「自宅以外の場所で寝泊まりする練習をするといいですよ」
と勧められたためです。
長男がショートステイに月イチで通うようになって大体1年くらい。
今の所に決める前に、他の施設を2箇所見学しました。

1箇所目は、家から割と近い場所。
比較的新しくて、広い施設でした。
そこには、長男を担当してくれている相談員さんも常駐しているし、悪くはないかな、という印象でした。
でもあまり馴染みのない場所で、ここで過ごす長男がちょっとイメージできませんでした。

2箇所目は、1箇所目からもう少し・・・車で5分くらい遠い所でした。
まず、ここはかなり重度な人の多い施設で、長男が就労継続支援B型に通っている事を伝えると、
「B型の人だとちょっと(それより重度の人が多くて)合わないかもしれないですね」
と言われました。
最重度の人が多いだけあって、ありとあらゆる出入り口は施錠が徹底されていました。
「こちらが男性用の棟です」
と言われてドアをくぐった途端、異臭にびっくりしました。
居住室や廊下に渡るまで、棟全体がオシッコ臭いんです・・・。
これはさすがに・・・言い方は悪いですが、「こんな所に長男を泊まらせるのは可愛そうだ」、まずそう感じました。
きっと最重度の知的障害の方が多いので、トイレ以外の場所で粗相をしてしまう事が多いんでしょうね。
ウチの長男も重度知的障害ですが、トイレ自立はきちんと出来ています。
それすらできない人が多いという事なのか・・・と正直ちょっとショックを受けたのを覚えています。
一緒に見学してくれていた相談員さんにはやんわりと
「ちょっとここだと長男はビックリしてしまうと思います」
とお伝えして、お断りしました。

そして、市内では最後の施設の3箇所目。
ここは長男が保育園時代に一時預かりをしてもらっていた場所なので、私にも長男にも馴染みがあります。
居室も広すぎず狭すぎずだし、建物も比較的新しくてキレイ。
養護学校時代にも見学に来ていた事もあって、やっぱりここが一番だと感じ、3箇所目の施設で申し込む事を決めました。
保育園時代に来ていたことを、長男もちゃんと覚えていて、とてもスムーズに入所する事ができました。
それからは毎月楽しく利用できているという訳です。

グループホームに入れる目処は全くありませんが、作業所の職員さんによると
「決まる時は本当に突然です」
との事なので、気長に待っています。
将来の事を考えると早く決まって欲しいですが、まだ長男と離れて暮らすのは寂しい、というのが正直な所です。
でも、長男が自立してくれれば、私の肩の大きな荷物が一つなくなる訳で・・・
それはそれでとても助かるのは事実。
何とも複雑な心境ですね。

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子供 自閉症、知的障害

2ヶ月ぶりのおひとりさま!

数日前の予報では、今日は雨だったのですが、実際1日中いい天気でした。
こんないい天気でも、インドア派の私は午前中に買い物に出ただけ。
ちょっと勿体無い気もするのですが、家でパソコンいじったり本を読んでいたりする方が楽しい(´・ω・)

今日は長男がショートスティへ行く日。
そして次男は22時までバイト。
旦那は夜勤。
2ヶ月ぶりのおひとりさまの夜ヾ(゚ω゚)ノヒャッホウ♪
朝から夕飯は作らない気満々!w
先月は非常に腹立たしい事に、旦那の休みにぶつかってしまったため、おひとりさまの夜はなかったんですよね~。
月1回だけのささやかな贅沢なんですよ。
邪魔しないでもらいたい!

1人で食事に行こうか、もしくは1人飲みとかしちゃおうか!
とか考えましたが・・・インドア派なので、やっぱり気が乗らないw
サンドイッチ買って来てそれを夕飯にしました。
お風呂もやめてシャワーのみ。
テレビもつけずにずーっとパソコンのアニメチャンネルで、懐かしの「愛の若草物語」を1話から延々と見ていますw
あー、きっと私1人だったら毎日すごくいい加減な生活になるんだろうなーって、今日実感しました。
ご飯なんかきっと作らない。
毎日お惣菜とかお弁当とかで済ませそう。

昨日も書いたけど、今の私の一番の望みは
「誰にも煩わされず、自分の事だけ考えて生きて行きたい」
です。
これを人に話したら、「相当ストレスが溜まってるんだね」って言われましたが・・・
実際その通りだと思います。

今仕事で非常にジタバタしていて、正直自分の事で手一杯なんです。
なのに旦那のストレスや、次男の進級問題を持ち込まれたりする訳です。
次男の進級問題が起こった時なんか、ストレスで一晩ほとんど寝付けませんでしたしね。
旦那は子供の事にノータッチだし(それがそもそもおかしい!)相談した所で何の助けもしてくれないのは分かっているので、相談しません。
「何もしてくれない」という余計なストレスが増えるだけなので ヽ(`ω´)ノ

なので、次男がバイトから戻る23時近くまで1人でいられる日がすごく有り難いし、心が安らぐ・・・。
本当は週1回くらいのペースでこういう日があると、非常に嬉しい。
お金に余裕があれば、週1回くらいどこかビジネスホテルにでも1人で篭りたいくらい。
でも、実際は長男がいたらそれも無理なんですがね。
だから、長男が月イチで利用しているショートステイの日が今は非常に貴重なんですよねぇ。

ショートステイが利用できるようになったのは、成人してから。
施設によっては児童の受け入れもしているらしいですが、ウチの居住区では児童の受け入れはしていなかったのです。
将来グループホーム入所希望だという事を作業所の方に伝えたら、自宅以外で寝泊まりする事ができるように、練習としてショートステイを利用すると良い、とアドバイスされたからです。

もしも児童も受け入れてくれる施設があったら、絶対に利用していたと思います。
やっぱり母だってたまには子供と離れてリフレッシュしたいですよ。
私は長男の修学旅行に合わせて、1人で旅行に出たくらいですからねw
それだけ「1人になること」に飢えているのですw
次男や旦那は多少放っておいても自力で何とかなりますが、長男は無理ですしね(´・ω・)
でも、いざ長男の入れるグループホームが見つかって別々に暮らすようになったら、泣くと思うんですよねぇ・・・。
我ながら複雑な気分なんですがw

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膠原病 多発性筋炎 間質性肺炎 ステロイド

間質性肺炎を患ってからの将来観

少しずつ朝晩は冷えるようになって来ました。
膠原病を患っている方には、やっぱり冬はつらい季節なのではないでしょうか?
幸い私は予後も良好で、レイノー等もないですし、体に痛みを感じる事もありません。
あるのは手足の脱力感と、病気前より息切れしやすくなった、という程度です。
大分恵まれている方だと思います。
退院直後からこんな感じで、手足の脱力感は少しずつ軽減していて、今では大分軽くなりました。
同じ病気の方々のブログを読むまで、私はこれが当たり前なのだ、
これからもっと楽になっていくんだ、と思っていました。
でも、全然違いました。
毎日体の色んな部分の痛みに耐えている人の、何と多いことか。
自宅で酸素療法をしている方もいます。
退院後、普通の生活を送れるようになるまで2年かかった、という人もいました。
体がだるくて起きている事ができず、寝たきりで数年過ごした人もいました。
ステロイドが減るたびに離脱症状に苦しむ人もいました。
退院して2ヶ月も経たない内に働くことができた私は、かなり回復が早かったんだな、と思い知りました。

そんな私でも、やっぱり病気をした後は以前より「死」を身近に考えるようになりました。
前は、絶対旦那より長生きする気満々だったんですw
多発性筋炎だけならそれもまぁ・・・可能だったと思うのですが。
間質性肺炎は本当に厄介で・・・。
知れば知るほど、
「あと何年生きられるのかな」
と考えずにいられません。
何しろネットで調べた間質性肺炎の5年生存率が50%くらいでしたからね!
サイトによって割とバラバラですが、やっぱり暗澹たる気持ちになる数字。
主治医の先生曰く、私の症状は大分落ち着いているそうです。
が、一度急性増悪を起こしていますし、将来的な事は誰にも分かりません。

今、日本の女性の平均寿命は約87歳。
以前は、少なくとも85歳くらいまでなら生きられるかな、と思っていました。
でも今は、75まで生きたら上等なのかなぁ・・・と弱気になってしまいます。
今年始めた個人年金は満期まで30年で設定しました。
でも、もし途中で必要になれば20年くらいで解約しても十分増えている事と推測されます。
でもそこから投資して更に増やすには、私には時間はないんだろうな~。
もっと若い内からきちんと将来を見据えた貯蓄をするべきだった・・・いや、していたんだけど。
旦那が勝手に仕事やめたせいで、収入が激減して、そこから色々おかしくなったんだよな~!
多分私がこんな病気になったのも、収入が激減したストレスのせい(´・ω・)

でもまぁ、過ぎ去った事を今アレコレ言っても仕方ないので、前向きに考えて行かなければなりません。
とりあえず贅沢は言わない。
子供がそれぞれ自立したら、いつ死んでもいいかな、と思っています。
長男は1人で自立するのは無理なので、グループホームを希望しています。
ただ、需要に供給が追いついていないので、いつになったら入れるのか、全く目処が立っていません。
長男をグループホームに入れて、成年後見人をつける。
これが最大の目標。
これができない内は何が何でも死ねないし、心残りで死んでも死にきれない!
そして次男の自立。
ちゃんと就職して、1人で食っていけるようになること。
そうしたら、私は終活に入るのがいいのかな。
あ~、旦那は、健康だけが取り柄なので、自分の事は自分で何とかしてもらおう。
子供が独立したら、もう自分の事だけを考えて生きて行きたいんですよね~。
旦那の事も、もう一切したくないので、お互い自分の事は自分で全てやる事にしたいなー。
何なら別居したいよ、ホントにw
健康オタクな私が病気になって、超絶不健康な生活をしている旦那が病気一つしないって、本当に不公平だなと思いますがw

 

 

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日記 子供

今日は(イマイチパッとしない)次男の話

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます(*´∀`)
私は子供の事は、ほぼ長男の事ばかり書いていますが、今日は19歳の次男の話です。

ウチの次男は、デザイン系の専門学校に通っています。
しかし正直成績はイマイチパッとしない。
本人曰く、
「イラストをもっと描きたいのに、そういう授業が少ない」
のだそうだ。
なので、こっち系での就職は厳しいかな、と思っています。
ていうか、成績がギリギリで進級すら危ないわ!

そんな学生生活を送っている次男ですが、しずおかコピー大賞というのに応募した課題が、入賞したらしい・・・!
しかし、そう言われてもどの程度の賞なのか全然分からないw
とりあえず次男に説明を求めた所、応募総数は4000作品くらいで、賞を取れるのはその中の10作品くらい?
とにかく説明下手な次男なので、まだ私も良く分からんw
12月に授賞式があるからそれに出る事になったらしいんだけど、どの作品がどの賞になるのかはこれから決まる、との事です。
これは、素直に喜んでいいのだろうか?
いや数字だけ見れば結構すごい気もするんだけど。
次男のクラス(30人くらい?)でも受賞者4人もいたらしいからなぁ。
まぁ・・・30人の中の4人でも、次男にしてみれば十分すごいんだけどさぁ。
ぬか喜びになるのが嫌で、疑心暗鬼になっている私w
でも、これは履歴書に書ける唯一の強みになるかも・・・と密かに期待しています!

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子供 自閉症、知的障害

自閉症特有のこだわり ウチの息子の場合

自閉症のこだわりって、どんなものが思い浮かびますか?
普段自閉症の人と接する事のない人には、ちょっと難しいと思います。
ウチの息子の場合、幼児期は様々なこだわりに苦労させられました。
でも、大人になった今は大分こだわりも減って来ました。
結局、こだわりというのは恐怖心から来るんでしょうね。
成長と共に、長男に取って不慣れな色々な事が「怖くない」という事を学んだのだと思います。

幼児期のこだわり
●車に乗るのは大好きだけど、いつも乗ってる「おウチの車」じゃないとダメ!

 親戚の車に乗せると、明らかに態度が強張っている。
 そして、車検で代車に乗せようものなら、泣き叫んで嫌がったり・・・。
 保育園の頃、担当保育士さんに
 「今日これから車を車検に出して来るので、ちょっと暗示かけといて下さい」
 なんて頼んだりしていましたw
 今でこそ事前に伝えておけば大丈夫ですが、小さい頃はそれでもなかなか納得してくれなくて、
 苦労しました。

決まった場所でしか車から降りない。
 いつも行くスーパーでは車から降りてくれるけど、他の店だと絶対車から降りてくれない。
 仕方ないので、いつも長男を車に残したまま急いで用事を済ませていました。
 とにかく初見が大の苦手だった長男。
 不慣れな場所や知らない車が、怖くて仕方なかったようです。
 成長と共に軽くなって行き、今ではほぼ平気になりました。
 今でもたま~に初めての場所で不安げな顔をする事もありますが、
 「大丈夫だよ、怖くないよ!」
 等声掛けをして行けば、10分もすれば慣れてくれます。

見通しのつかない事が続くと徐々にパニクる
 養護学校小学部の頃は、地元の小学校の適正クラスに、定期的に体験学習に行っていました。
 不慣れな場所で最初は頑張っていられるのですが、
 いつまで続くのか長男本人には予測不可能なので・・・
 30分も過ぎると段々怒り出してしまう事も。
 一度調理体験の時に、包丁を持った状態で怒りのせいで
 軽くパニックになった時は本当に困りました!
 いつもなら、「そんなに怒ってるならしばらく放っておこう」でまぁいいんですが、
 まさか包丁を持ったまま好きにさせておくわけにも行かない!
 もうこっちも必死で、とにかく長男の手から包丁を奪う事だけに専念しました。
 長男は長男で怒りで軽くパニックになっているため、包丁を握る手に力が入ってしまって、
 簡単に離せない状態になってしまっていたので、本当にあの時は
 「血を見るかもしれない!」
 という恐怖がありました。
 まぁ、何とか力づくで奪い取る事はできましたが。

行きたくない場所に連れて行かれると、母を攻撃する
 近所のヤマダ電気、次男の小学校の懇談会等々・・・。
 長男に行きたくない場所なんて山程ありました。
 でもこんな状態の長男を1人で留守番させる訳には行かないので、
 連れて行かざるを得ない・・・。
 ヤマダ電気ではガンガン突き飛ばされるし
 (言葉で「早く店から出たい」、という主張ができないので、
  私を店から押し出そうとしていた)
 次男の懇談会では後ろからボカスカ殴られるしw
 殴られつつ
 「いえ、大丈夫ですから!このまま話できますので、気にしないで下さい!」
 って言ったのになぁ。
 私は先生とじっくり話したい事があったのに、
 恐縮した先生が早々に懇談を終わらせてしまったorz
 次男の話をしに行ったのに、関係ないお前が邪魔して来るんじゃねーよぉぉぉぉ!
 と怒りに怒った私は、その日長男のオヤツ抜きにしたのをよく覚えています・・・w

主だった所はこんな所でしょうか。
ていうか、まだまだたくさんあるんですが、本当にキリがないのでw
噴水のある公園に連れて行っても絶対遊んでくれなかったとか、病院受診のために早退する事をあらかじめ伝えておいたにも関わらず、いざ迎えに行くと体を硬直させて泣き出して、抱っこ拒否とか・・・。
一番納得行かなかったのは、これらの困ったこだわり、母である私に対してしか、して来なかったんですよね。
旦那がたまに相手をした時は、ヤマダ電気だろうがどこだろうが、素直に車から降りて歩いていましたしね!
噴水でだって遊んでいたそうですよ。
当時は「やってらんねー!!」くらいの心境でしたが、児童精神科の先生に
「それだけお母さんには本音を出せる、信頼しているって事ですよ」
って言われてからは、長男が本音を出せるのは私に対してだけなんだなぁ、という誇りに変わりました。
今でも、長男が本音を出せるのは私相手の時だけだと思っています。

こうやって見ると、本当にこだわりが緩くなったなぁ、と感心しますね。
今は知らない車に乗っても平気だし、ヤマダ電気どころか、全く初めての場所でも平気です。
ただ私が対処法を間違えると、怒って所構わず叫び出したりするので注意が必要。
私もまだまだつい油断してウッカリしてしまう事があったりします(´・ω・)
全くの説明なしで初めての場所に連れて行ったりすると、場合によっては怒って手がつけられなくなってしまうので、あらかじめ軽く説明するのを忘れないようにしないと・・・。